みやけ食品に受け継がれたお宝駄菓子「プチプリン」

今日はみやけ食品の「プチプリン」です。

これね、ずーーーーーっと探してた商品なんですよ。

まぁ要はちっさいプリンなんですが、見たことあるーこれ好きだったーみたいな人も多いでしょう。

実はこれすんごい商品なんですよ!

ゼリーでも寒天でも餅系のなにかでもなく、紛れも無くホンモノのプリンなんですこれ。

ちっさいプリンなんです!プリン!

きちんと濃厚なミルクとたまごの風味が味わえて、ジュルっとしたシロップにつかったリアルなプリンなんです!

しかも常温保存できる(ここ超重要)のでウチでも扱えちゃうんです。駄菓子的ですよねー

あー見たことあるー知ってるー昔から好きなんですよねーという方は、恐らくこの「株式会社キク」のプチプリンを見たのだと思います。

見た目がソックリですって?

実はぜんぜん別会社なんですよー

ホラ、こちらの「みやけ食品」のはキクの文字がありません。

これは一体どういうことかというと、つまり「キク」が使っていた機械を「みやけ食品」が譲り受けたんですよね。

そういう事は菓子業界ではよくあることなんですが、大体がパッケージをガラっと変えます。

でもこのケースでは「キク」の印字を消すだけに留めた。と。

うーん、雰囲気の良いパッケージだから、ナイス判断だと思います。

 

そもそもこの「キク」という会社、エビとか海産物の加工品を主力とするメーカーで、閑散期の補填かなんかでしょうか、傍らにこういったものを作っていたそうです。

そして時は流れ、2009年7月、時代の波に逆らえず残念ながら廃業。

駄菓子、半生菓子メーカーは営業不振だけでなく後継者問題もありますから、どんなに良い商品を輩出しているメーカーでも、ボコボコつぶれていきます。

その都度「あぁ、あんなに良い商品が無くなってしまうなんて、なんて寂しいんだろう」と嘆くもんです。

その代わりとなる商品を探しに探し、それっぽいものを仕入れたりもするのですが…違うんですよね全然

だって世の中に出ている小さなプリンっぽい商品は、そのほとんどが「プリン」ではなく「ゼリー」なんです。

プリン味のゼリーなんですよ!そんなのプリンじゃないんですよ!

というわけで血眼になって探しまわって、ようやくたどり着いたのがこのみやけ食品のプチプリンなのです。

よかったーやっと見つかって。

そして本当に良かったーみやけ食品さんが受け継いでくれて。

こればっかりは、他に代替品の無い駄菓子界の至宝のようなオンリーワン駄菓子だと思いますよ!

みなさん心して食べてくださいよと。

ABOUTこの記事をかいた人

あまのや繁田商店の4代目。 駄菓子ビジネス拡大に燃える2児の父。 デザイン・ライター・カメラマン・マーケティング、量販店バイヤーを経験したのち、実家の家業を継ぐ。 旅とバイクとコーヒーが好き。 お仕事ください!