佐久間製菓株式会社とサクマ製菓株式會社、ふたつのサクマの怪。
ひとまずド定番「サクマ式ドロップス」のキャンペーン紹介から。
いつも可愛いプレゼントを提供していただいている佐久間製菓さんから、新しいキャンペーンのお知らせが届きました。
サクマ式ドロップス(写真の商品)か、サクマ式ソーダドロップスに備え付けの応募券1枚をハガキに貼って応募すると…スープジャー毎月120名様にプレゼント!
はい、これです。
ウヒョー!めちゃくちゃ可愛い!いつもながらサクマさんのプレゼントキャンペーン担当者さん、良いセンスしてますわ!
外見も可愛いですが、中身もちゃんとしたスープジャーになってます。
スープジャー、いいですね。
こんな風にスープを入れて職場に持って行ったらステキですし
スープジャーといってもスープだけでなく、具沢山のミール的なものやリゾットのようなのも良いらしいです。
そしてふたつのサクマの謎解き。
ところで以前サクマと佐久間、似て非なるふたつのサクマがあると記事にしました。
巷では赤缶、緑缶などと呼ばれてるそうなんですが、これがとてもややこしく、ハッキリ言ってワケがわかりません。
整理してみました!!
こちらの赤缶が…
会社名 佐久間製菓株式会社
商品名 サクマ式ドロップス
ロゴ 帆船ヨコ向き
で、こちらの緑缶がですね…
会社名 サクマ製菓株式會社
商品名 サクマドロップス
ロゴ 帆船正面
整理してみると、なるほど漢字の方、カタカナの方と言っているのは、商品名ではなく会社名のことだったんですね。
改めてセールスさんにお聞きしたら、もっと理解を深めることができました。
ルーツを紐解いてみると、戦前に佐久間惣次郎さんが考案した、ベタベタとくっつかない飴、これがつまり佐久間式。
しかし戦争が始まると、飴などという贅沢品はけしからん!ということで真っ先に解体されてしまいます。
悲しいことに、釜などもすべて軍に接収されて鉄砲の材料に変えられてしまったそうです。
そして戦争が終わり、散り散りになってしまった社員たちが、あちらこちらで会社を再建した結果、サクマ式を名乗るいくつもの会社が出きてしまいました。
そして最終的に残ったのが今も残るふたつのサクマなのです。
驚きだったのは、ロゴマークが同じ帆船をモチーフにしているということ。
赤缶は正面、緑缶はヨコ向きなんですよねー、どちらもすごく格好良い。
と、まぁいろいろゴタゴタがあったようですが、裁判で和解して社名や商標などを綺麗に住み分けしたそうなんですが…分かりにくいっつーの!!