植竹 チョコフォーカステラ

これからの夏期間、売り場から姿を消してしまうチョコ系駄菓子をアーカイブしていくシリーズ。

まずは植竹のチョコフォーカステラ。
昔ながらの段ボール印刷パッケージが落ち着きます。

慣れで植竹って言ってますけど、今は日本ラスクフーズ株式会社です。
植竹の方が駄菓子メーカーっぽくて良いですよね。
拾う神あるだけ良いですが…

綺麗に並んだチョコフォーたち。
この形がUFOみたいだってことでこのネーミングですけど、僕が小学校のころはなぜか皆チョコパイチョコパイって言ってましたね。

ちょっと横道それますけど、この「スポンジケーキにクリームが挟まっていて、チョコでコーティングしてあるモノ」といえば、やはり「森永エンゼルパイ」が価格も素性も筆頭なんでしょう。

それに比べたらこのチョコフォーはケーキもチョコも薄くてクリームは挟まってないし見た目も貧相、価格は30円とチープでいかにも駄菓子的です。
しかしあんな「森永エンゼルパイ」のようなシャレこいたものを当時小学生の分際で恥ずかし気も無く買い食いしていたら、おそらく友達全員から茶化されるわバカにされるわそれはもう針のムシロにされていたに違いありません。(確信)
そのくらいこども達の手厚い支持を一身に背負った商品だったわけです。コイツは。

というわけでハンズオン。
相変わらず表面のザラつきといい、カカオ香る最近のスペシャリティなチョコレートとは月とすっぽん。
安っぽい感じがたまらんですえ。
うすっぺらくてUFOというよりむしろバレンみたいですよ。

中にはクリームなんていいものは入ってません。
それでも小学生のころは、そんなもの関係なく美味しくいただいてたもんなんですよねー

まぁ今食べたらきっとこーんなもん旨いわけ…パクー

うまいやん!!!!!!!

相変わらずパサパサしたケーキとざらざらしたチョコレートが絶妙な配分で、そんじょそこらの最新お菓子よりもベリーgoodでございました。
あーひさしぶりに食べた。

商品名 チョコフォーカステラ
メーカー 日本ラスクフーズ株式会社
JANコード 4589621610622
入数 30個
価格 30円
原材料 砂糖、小麦粉、植物油脂、鶏卵、ココアパウダー、水あめ、脱脂粉乳、カカオマス、全粉乳、膨張剤、蜂蜜、乳化剤、香料(原材料の一部に大豆を含む)

だいたい、最近のチョコはスペシャリティだかなんだか知らないけど高すぎるんですよまったく。好きですけどね。

ABOUTこの記事をかいた人

フリーペーパーの編集、量販店バイヤーを経験したのち、実家の家業である菓子問屋「あまのや繁田商店」を継ぎ4代目に。 旅とバイクとコーヒーが好き。