Design A La Mode2014 卒業制作展

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伝馬町発展会でいつもお世話になっている静岡デザイン専門学校の卒業制作展「Design A La Mode2014」の内覧会にお邪魔してきました。
毎年お邪魔しているのですが、今年はちょっと目的がありました。

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今年卒業する「空間クリエイト科」の学生さんが、嬉しい事に当店の店舗改装企画を卒制のモデルケースに選んでくれました。
何度も当店に足を運んで一生懸命に頭を悩ませていたし、ウチも今年改装を控えている事もあるし、自分も美術学校の出で卒論ではなく卒制のクチなもので人ごとに思えず、とても楽しみでした。

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とても楽しげで可愛い利用シーンを想定したイラストと共に、子どもやお年寄りとの繋がり、地域コミュニティを深く考えたデザインでした。
こういった菓子問屋は日本中探してもひとつも無いし、テイストは違えど、イラストやデザインから久しく忘れていた「こうあって欲しい」といった純粋なモノを感じました。
付き添って説明いただいた講師の小沼先生の言葉「大人の考えるクオリティの高いデザインとは無関係に、その町と人と店、それによって実際に集まる人の種類、起こる現象が大事で、店舗設計にはそれがしばしば起こりえる」が刺さりました。
学生さんはハウスメーカーに就職が決まったそうで、今回の事が仕事に生きれば嬉しい限り。

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あとは企業交流会。
学校という性格上、いつも実にさまざまな企業、団体の方が見えてこれが実に楽しい。
今回は安倍川餅で有名な松柏堂さんの若社長とお話できて、同学年ということもあり意気投合。
静岡のスイーツ関係経営者の男子会でも開きたいくらいです。

そんなわけでデザイン ア・ラ・モード2014、明日9日(日)までグランシップにて開催中。
とても刺激的な作品ばかりなので、デザインに興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

フリーペーパーの編集、量販店バイヤーを経験したのち、実家の家業である菓子問屋「あまのや繁田商店」を継ぎ4代目に。 旅とバイクとコーヒーが好き。