遅ればせまして、新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
Webサイト、Blogサイト共に立ち上がったばかりですが、今年はデジタルコンテンツ、実店舗共々頑張っていきます!
そんなわけで、三が日は今後の参考に色々と良いモノを見に東京へ行ってきました。
埼玉県・川越

黒漆喰の建物が連なる商店街。
これが以前から気になっていたんです。
江戸時代の頃から、倉庫としての蔵に問屋や商店の機能をもたせていたそうで、それは菓子問屋としてのウチの店にも通じる事ですし、同じように歴史のある伝馬町商店街にも通じる事です。
そんな中に何かヒントがあるのでは…と。

とても味のある看板。
かなりパワーあります。

屋根と軒の幅が狭いと、とても見栄えが良いそうですが確かにクールです…

お煎餅屋さん店内奥の小上がり。
お客さん側からお庭が見えるようになっています。
ウチと似たような作りですが、完成度が全然違います…

川越のシンボルとして有名な時の鐘。
これだけ古い町並みが残っているのは、災害が無いせいかと思っていましたが、明治26年に大火で焼け落ち、その後再建していたそうです。
うーん、伝馬町も古い歴史ある街なのですが、川越を見ると町興しはどの方向を向いていくべきか、改めて考えてしまいます。
僕が伝馬町発展会に所属してからというもの
「伝馬町は東海道19番目の宿場町、府中宿として歴史的に名のある街だった」
と何度も耳にしているし、その他歴史的逸話を沢山聞かせてもらったから、それなりにプライドや帰属意識というものが芽生えてきましたが、建造物は殆ど静岡大火と空襲で燃えてしまって、正直このトシになるまでそんな事は全く興味も無かったし知りませんでした。
僕の知り合いに江戸っ子、伊勢っ子が居ますが、自分の生まれ育った土地をとても愛していたし、プライドと自信を持っていました。
川越の真似は無理でも、この町に住む人や商売をする人、学生さんに歴史的背景を感じてもらうというのは、町の発展には重要な事なのではないかと、改めて思いました。