星降る冬空のなんちゃらラムネは大人向けっぽかったので、今回は子供向けでスゴイ商品をご紹介。

前回に引き続きコリスで連投なっちゃいますけど、別にコリスの回し者というわけではございません。

勇者バブリッシュの挑戦!バブルラムネに挑戦だ!ということでねー
すごくいい感じのパッケージです。
ドラクエみたいな感じ良いですねー
さしづめバブルラムネはスライムみたいな感じですか。
(バブルときたら緑色のバブルスライムを連想しますけどね。)

中身はこんな感じの、アワアワになるラムネですね。
コリスでは30円のあわラムネシリーズがありますが、本商品はそれの派生品。
意外と小粒でビックリ。
こんな型持ってたのか。作ったのか。

趣旨としては、このラムネをモンスターと見立てて…
表の通り、食べた個数に応じて勇者レベルが決まるということですね
子供だましのようですが、たしかに子供はこういうの好きだと思いますよ。
自分が子供の頃なら、確実に一気食いするでしょう!

ということでひとつ味見。
…うお!けっこう一粒でも口の中シュワッシュワになるううううう!!
こんなの、10粒でも放り込んだら、口の中エラいことになるでしょ!

ちなみに今回のロゴはカタカナコリス。

とまぁ、毎回のことですが、こういったデザインや遊びゴコロの工夫で、商品価値を高めるというのは、今の駄菓子業界にはすごく求められていることだと思いますよ!

というのも、駄菓子の場合、子供が買える安いお値段というのがマストです。

今の時代、なんとか戦隊とか魔法少女とか、ポケモン、ドラえもん、妖怪ウォッチやらディズニーやらアンパンマン、ミニオンと、子供たちは今も昔もですが、キャラクター大好きですよね。
駄菓子にもそういったキャラクターをくっつけて販売するパターンが多いですが、それやっちゃうと通常商品が30円だったのに、キャラクターくっつけることによるロイヤリティの追加で、40円になっちゃうパターンとかあります。中身まったく変わらないのに。

だからメーカーとしてはキャラクターを追加せず、キャラクター的な人気付けをしたい。
そうすると、メーカー独自のオリジナルキャラクターっぽい何かを付けたりしますね。

例えば代表的なところでいくと

おやつカンパニー、ベビースターラーメンのベイちゃん、ビーちゃん

今は3代目のホシオくん

「カールおじさん」の画像検索結果

カールおじさん
このへんはちゃんとしたイラストレーターが書いたから、デザインとして使える期間が存在しているようです。
(カールおじさんが使えなくなって消えたのも記憶に新しい)

「チョコバットくん」の画像検索結果

チョコバットくん
この老け顔は20年前はキモいと揶揄されるだけでしたが、今の時代は逆にそこがいい!とか言って人気が出ても良いと思うんですが、どうなんでしょうか。

「プチクマ」の画像検索結果

プチクマ(笑)とかって感じなんですが
{プチクマは何故かどうしてもカッコ笑を付けたくなってしまう(笑)}

自社キャラクターとして使っていたところ、商品が普遍的になることで、転じて、れっきとした存在感を持つに至ったパターンで言うと

「うまえもん」の画像検索結果

うまえもんですね
コイツはなんと平成 年にようやく正式に名前を与えられました。

「うまみちゃん」の画像検索結果

妹のうまみちゃんも出てきましたし。

中には個性をもったキャラクターっぽいものではなく、もっと普遍的なものを引用して、キャラクターのような付加価値をもたせるパターンも存在しています。

簡単なところでいくと、最近流行りのウンチですね
うんち系の商品はチョコ、キャンディ、ラムネ、グミと数多あります。

「このひとだーれ」の画像検索結果

スゲーな〜って思うのは、ジャックのこの人だーれ
歴史上の人物をキャラクターにしてしまうのも驚きの手法ですよほんとに。
アインシュタインとか坂本龍馬とか、今風にデフォルメもオリジナルイラスト化もせず教科書に載ってる写真そのまんまキャラクター化するなんて、普通考えませんって!
だがそれがいい。

 

極め付けは産地直送チョコの野菜。
野菜って!普遍的すぎ!
野菜をキャラクターのように魅力を持たせてしまうとか!やばい!
めっちゃ可愛いし、欲しい。
変に可愛くしようとして、顔とか描いてないところがなお良いですよね。

というわけで、駄菓子界のキャラクター事情でした。

最近流行りのクラウドソーシングで、デザイナーやイラストレーターに直接繋がってお仕事してもらえる時代ですし、駄菓子業界ももっと独自のキャラクターをどんどん生み出していいと思うんですけどね!

ABOUTこの記事をかいた人

フリーペーパーの編集、量販店バイヤーを経験したのち、実家の家業である菓子問屋「あまのや繁田商店」を継ぎ4代目に。 旅とバイクとコーヒーが好き。