豆菓子のヤマダ

栗ボーロの高橋製菓に続き、メーカー訪問シリーズ第二回は「豆菓子のヤマダ」でお送りします。

ということで今回は富士まで行ってきましたよ!

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ウチではいつも、バターピーナツ、落花生、汐豆、フライビーンズ、福豆、ミックスナッツなどを仕入れさせてもらってます。

中でも千葉落花生は240g(変動アリ)と少量で1000円と高額にも関わらず、千葉産で味が良い事から当店でもリピーターの多い人気商品。

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今回は看板商品でもある「カヤのタンキリ」の製作過程を見せて頂きました。

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これがカヤの実の種子。

実から果肉を落とした状態ですね。

独特の酸味のある香りがしますが、イヤなにおいではないです。

榧(カヤ)というのは僕も初めて知ったのですが、山奥に生えたり神社やお寺さんではご神木になるほどでーーーっかい木からなる実。

材木としては将棋版や彫刻にも使われる超高級品で、樹脂が多くて炊くと虫除けになったり、実は実で美味しいし、実から出る油は料理に少量使うだけで胸焼けを抑えるという、何から何まですんばらしい樹木。

成長が遅いので生産量はごく少量、とにかく貴重品ということです。

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殻を剥いた状態。

アク抜きしたり、調理もかなり手間がかかるそうです。

煎ります。

火は入れられないので、フリだけしてもらいました。

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飴で固める工程は残念ながら見れませんでした。

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どんどん梱包されていきます。

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完成!

渋みのある独特の味ですが、山里の味といった素朴ながら奥深く、飽きの来ない、懐かしさを感じました。

とても少量しか取れないことと、手間のかかる調理法も、昔の人の知恵や、作り手の気持ちを感じられるすごい商品だと思います。

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代表の山田さん、社長室兼応接間には古くてピカピカのよく手入れされたでっかいバイク。

若い頃かなり乗っていたそうで、しばらくバイク話が止まりませんでした(笑)

新店舗に向けてヤマダさんの豆菓子ラインナップ頑張ります!

千葉落花生(大) 販売ページ
http://amanoya.shop-pro.jp/?pid=85466360

千葉落花生(小) 販売ページ
http://amanoya.shop-pro.jp/?pid=85466358

さや付落花生 販売ページ
http://amanoya.shop-pro.jp/?pid=85559502

汐豆 販売ページ
http://amanoya.shop-pro.jp/?pid=85559503

ぜいたく豆 販売ページ
http://amanoya.shop-pro.jp/?pid=85559505

フライビーンズ 販売ページ
http://amanoya.shop-pro.jp/?pid=85466357

ABOUTこの記事をかいた人

フリーペーパーの編集、量販店バイヤーを経験したのち、実家の家業である菓子問屋「あまのや繁田商店」を継ぎ4代目に。 旅とバイクとコーヒーが好き。